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2004年12月13日月曜日

長野県下伊那郡上村下栗 拾五社神社の霜月祭 その3

  
唄が変わると、御幣の先を釜の湯に付けます。
14:36
各御幣が回収され、柏手の後、釜に蓋をして一段落。
  

15:00
先ほどと同様に、釜を挟んで座る4人に御幣が手渡されます。
そして邪気払いを各方向で行います。
その後、御幣を持って、各大社の名前を唄い舞います。
「○○大明神 くも(雲)とーのーぼーれー♪
○○八幡社 くもーとーのーぼーれー
○○○の神 くもーとーのーぼーれー……」



16:00~16:38
再び4人で邪気払いを行います。
奥では、面(オモテ)の準備が始まっています。どうやら面を順番どおりに並べているらしく、一覧表を丁寧に確認しながら箱から出していました。
16:38
「喜びの舞」が始まりました。扇と鈴を持った人が8人輪になって、釜の周りを時計回りにまわります。
16:43
釜の周りにゴザが敷かれたので、次は何の儀式かなと見ていると、私たち見学者も座るようにと言われました。そこで少し早めのお夕飯がはじまりました…。焼きサンマに、ご飯、お味噌汁、漬け物。これだけあれば何も要らないという最高の献立です!お祭りは総て男の人たちが仕切っているので、これも男の料理ですね。そしてまたまたお神酒がふるまわれ…。

長野県下伊那郡上村下栗 拾五社神社の霜月祭(しもつきまつり)
2004.12/13 絵と写真、文:遊樹