朝、神棚のお水を取り替えて、最後の朝なので「お世話になりました」と御礼。
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<河崎の川の駅。> |
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<勢田川と河崎の町並み。> |
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<二軒茶屋。> |
商人館の西条さんは志摩の民俗資料館に18年ほど勤められたとか。その資料館、宮本常一先生の最後のお仕事だったそうで、西条さんご自身は宮本先生にお会いしたことはないとはいえ、これも不思議なご縁だとしみじみ。
先に伊勢市駅へ行き、帰りの切符を購入。それから月夜見宮の近くの麹屋さんで、赤出汁味噌とたまり醤油(伊勢と言えばたまり醤油)を買い、ぎゅーとら(伊勢近郊に展開するお総菜が美味しいスーパー)で伊勢うどんをタレと一緒に買う。ホント、お土産が重い。
土産類を南町の家にどんと置いて、勢田川沿いに自転車を走らせ、まずは二軒茶屋へ。昔、舟参宮の人々が疲れを癒したという「二軒茶屋餅」を買う。江戸時代に「角屋」「湊屋」という二軒のお茶屋があったので二軒茶屋というそう。今もお餅を売っているのは角屋さん。
勢田川の堤防沿いを、自転車でのんびり進む。
川幅は一気に広がって、海が近いことを感じさせる。
一色大橋の先は、もう海。自転車でヒイヒイ言いつつ大橋の上まで来ると、朝熊山から神路、外宮の森までパノラマで一気に見えた。この地域、ほとんどが海抜0メートルに近いと聞いて、橋が高いのも仕方ないか、とは後で思う。
対岸は神社(かみやしろ)地域。ついつい「じんじゃ」と呼びたくなるが、あくまで「かみやしろ」。