ラヴェンナの街
フィレンツエから電車に乗って2~3時間程でラヴェンナに到着します。
ラヴェンナはモザイク画で有名な所ですが、観光客は少ないです。とっても静かな街だから、私達がころがすスーツケースのゴロゴロ音が随分大きく聞こえるようでした。
駅からまっすぐ続くポプラ並木。雨の日のポプラは甘い香りがするんだね。友人が教えてくれました。
街のあちこちに広場があって、地元の人達が集まってゆっくりくつろぐ姿をよく見かけます。一番大きなポポロ広場では、子供達の自転車による障害物競争が行われていました。
ラヴェンナの道は狭く入り組んでいることもあってか、自転車を普段の足にしている人が多いようです。自転車を駐車するためのスタンドもあちこちでよく見ました。
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(上:自転車競争の様子。子供達がその腕を披露。植木鉢で作ったコースを障害をクリアしながら走っています。救急車もしっかりスタンバっています。街の人達も楽しそう。) (右:道路左手にある緑色の設置物が自転車用スタンド。) |
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(手前の植物でおおわれた小山が ダンテのお墓。 奥はサン・フランチェスコ聖堂。) |
ラヴェンナでも見つからないのがスーパーマーケット。散々探したけど見つからず諦めてホテルに戻ったら、ホテルのすぐそばで見つけてしまいました。まず、足下からだね…ってことか…。
それから、イタリアに来て初めてゲームセンターを見たのがここ、ラヴェンナでした。
ホテル・チェントラーレバイロン
このホテルは、駅から歩いて5分の賑やかなところにあります。
このホテルに限ったことでは無いんだけど、イタリアのホテルの部屋の鍵って開けづらい…。そして重い。 鍵穴と格闘する内に次第に分かってきた開け方のコツ。「心を浮かすような気持ちで、鍵穴にはやさしく接する」こと。ムキになってガチャガチャやっても開いてくれません。物にも心があるのねってことで。
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(部屋の鍵) |
2004.10/1~14 絵と写真、文:吉田葉子